PORSCHE CARRERA CUPの富士ラウンドの走行画像を
LMP MOTORSPORTのHistoryにアップいたしました。
こちらでご覧いただけます。→ https://www.lmpcars.com/oldsite/motorsport/history/
毎レース激戦のPCCJはマシンのセットアップを行いテストで確認し準備万端であっても
予選でベストを出せないと決勝で順位を上げるのはとても困難なレースとなります。
スタート方式はスタンディングスタートで絶妙なクラッチミートをしないと
ストールする可能性もあります。
富士は長いストレートでスリップに入れても
なかなか並ぶほどにならないためオーバーテイクは基本的にコーナー進入か立ち上がりで
前車がミスをしたときでないと抜けないくらい毎回接戦で、
そうなると接触は頻繁に起こりやすく無傷で終わるレースが少ないです。
とはいえどドライバーのマナーはとても良いためどうしても
ギリギリの戦いの中でやむをえない接触という感じです。
前戦の勝者が次のレースではクラッシュリタイヤという場面もあり、
ポイントリーダーが毎レース変わっているため最終戦まで誰がチャンピオンになるのかわかりません。
これはある意味ポルシェカレラカップカーが
本当のイコールコンディションで行なわれているからだと思います。
第7、8戦では、雨の予選の中で赤旗終了ということで本来の位置からスタートできませんでしたが、
ドライとなった8戦ではオーバーテイクをしっかり決めて
もう少しで表彰台というところまで追い上げることができました。
決勝に強いマシンセットアップを心がけていますが、
新たにもっと速さを追求してセット変更していきます。