Porsche 911 GT3R が偶然3台並びました。当時世界中のレースシーンで大活躍した996GT3Rの基本設計は今日現在の997GT3RSRまで継承されています。それほどレーシングカーとしては優秀なシャシーであることがわかります。年々アップデートが行われましたが、主にエンジンとミッションでありシャシーはほとんど変わりませんでした。それは高い耐久性とコーナーリング性能の高さ、タイヤ摩耗の耐久性の優秀さが他社レーシングカーに対して突出していたからかもしれません。ポルシェの快進撃をストップさせたのはフェラーリでF430GTCが熟成されるとポルシェは勝てなくなっていきました。それでもニュル24時間レースを筆頭に長距離レースにおいて強さは変わらず優秀なリザルトを残して、次世代のGT3マシンへと継承されていきました。そんなルーツがありますが、こうして3台並んで見比べてるとわかりますが、レーシングスタンダードとも言われるPORSCHEの哲学がマシン各部の造りに表れています。まずはドライバーありきの快適性を高い次元で保つなど、耐久王のポルシェらしいマシン造りが随所に見られます。ドライバー養成ギブスなマシンコントロールの難しさもありますが、速く走るためには必須事項かもしれません。本物のピュアなレーシングポルシェを堪能できる911GT3Rは名車中の名車だと思います。 LMP CARS CALL 03-5772-2788