2008年 6月 30日
1974年に製造されたPORSCHE 911 Carrera をフルレストア。オリジナルで仕上げることをせずチューニングカーベースとして試験的な仕様に仕立ててある930Carrera LMP Versionです。いま搭載してあるエンジンはMY&C三上氏が組み上げた3.2Lスタンダード仕様で、ECUをボッシュからMOTECに変更。内装はライトウェイト仕様になっており2名乗車です。リヤフードにはおなじみのダックテールを装着し、ボディーサイドのCarreraデカールがアイキャッチポイントになっていますね。右側のドアミラーがありませんが、これはオリジナルのまま。現在はショートストロークのダンパーを装着し低めの車高でセットされています。ほぼ1トンほどの車重に抑えられていますから、走りは軽快そのもので峠道をかっ飛んで走るという表現がピッタリなクルマに仕上がっています。ノンパワーのステアリングが余すことなく路面からのインフォメーションを伝えてくれ、タイトコーナーでは簡単にパワースライドさせることが可能です。すべてがダイレクトですがコントロールしやすいのは軽量な車重の恩恵ですね。やっぱりスポーツカーは軽さが命ですね(^-^)